オジロワシの営巣日記

知床半島のある場所でオジロワシが巣作りをはじめ、卵を生み、現在その卵を暖めています。
オジロワシはこの期間、大変デリケートなため近づいて観察したり、撮影したりすることはできませんし、
この知床サイトでお伝えするためにわざわざ邪魔をするような無粋をするつもりもありません。
調査をされている方から間接的にお話を聞き、わかる範囲でその様子をお伝えします。
毎年同じ個体と思われるオジロワシの番が同じ巣を使って繁殖していましたが、
今年はすぐ近くの違う場所に巣を移しました。
巣は、今年新たに海上から20mくらいの高さの崖のような急斜面にある木に作りました。
その直径は2m近くになる大きなものです。毎年同じ巣に営巣するため徐々に大きくなるのかと
思ってましたが、いきなりでかいそうです。
巣作りは3月初旬に始まり、1ヶ月くらいかけて完成しています。
卵は3月28日頃に生んだようです。おそらくメスが卵を暖め、オスが餌を運んでいる
と、思われますが、人にもいろんな夫婦があるようにオジロワシの夫婦関係ももっと複雑かもしれません。
卵は、40日くらいでかえります。通常は2個まれに3個の卵を産みます。今回はまだ確認できていません。
その後オジロワシのヒナは順調に行けば、7月初め頃に巣立ちをする予定です。
その後の様子が、わかりましたら続報をお伝えします。無事育つように見守ってください。
ちなみに知床を代表するもう一つのワシ、オオワシは知床(日本)では繁殖しません。
カムチャツカ半島などで繁殖し、冬、知床に渡ってきます。 4月4日
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